静岡県は、17年度から枠組み足場の手すり先行工法を全面適用するほか、レディーミクストコンクリートを用いる際、全国品質管理監査会議の策定した統一監査基準に合格した工場等(通称・○適マーク取得工場)から選定することを決定した。 これに伴い、土木共通仕様書を一部改正、必要項目を追記した上で、4月1日から運用を開始する。 手すり先行工法は、建設工事の足場組み立て等の作業を行うに当たり、作業者が足場の作業床に乗る前に、当該作業床の端となる個所に適切な手すりを先行して設置し、かつ、最上階の作業床を取り外す時には、当該作業床の端の手すりを残置して行う工法。 作業に当たっては、「手すり先行工法による足場設置基準」が定められており、同基準に基づき、「手すり先送り方式」「手すり据置き方式」「手すり先行専用足場方式」のいずれかを採用し、施工することとなる。 これに伴い、積算システムで枠組み足場を指定した際、手すり先行工法が標準として設計計上される。 追記された『手すり先行工法に関するガイドライン』は、厚生労働省が平成15年4月に策定したもので、国土交通省や全国70%(16年12月現在)の都道府県で適用されている。 レディーミクストコンクリートの工場選定基準については、新たに「全国品質監査会議の策定した統一監査基準に基づく監査に合格した工場等」を追記。 合格した工場に○適マークが交付される仕組みは、品質証明として平成11年度に制定されたもので、16年度監査では県下JIS工場の80%が合格し、○適マークを取得している。 同制度については、国土交通省のほか、全国44%(16年度6月現在)の都道府県で適用されている。
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