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例えば、床はカーペットで壁は濃い色でアクセントを付けるとか・・・・・。
又、間接照明でムードある雰囲気を演出したり、ホテルのような横に長いテーブルを付けてパソコンコーナーやパウダーコーナーに使用したり。
ただベッドを置いて就寝するだけの部屋から、家族の中でも「個人のプライベートの時間を大切にする空間」としての部屋に移り変わっているようです。40代の夫婦でも寝室を別にするケースも少なくありません。
寝室の概念が変わりつつも、弊社では日が当たり(特に朝日が入る)、風通しが良く、寝具等を手軽に干すことができるテラスをつけるよう心掛けています。
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又、寝室の隣にウォークインクローゼットを望むお施主様も増えています。
ウォークインクローゼットの位置は諸説あり、1)寝室,2)洗面脱衣,3)玄関廻りと大きく分類できますが、生活動線についてお施主様と細かく打合せると、寝室の隣に落ち着く場合がほとんどです。但し、キッチンや洗面脱衣、LDK、玄関等がどこにあるのか、その家のプランによって最良の場所は変わってきます。
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弊社では、ウォークインクローゼットはなるべくシンプルに設計しています。
高さ1.9m前後の高さにハンガーパイプを取付け、その上に枕棚を付ける程度にするケースがほとんどです。
理由は安価に抑えたいことと、あまり固定化するよりも後に下部に引き出しや衣装ケースを自由に組み込む方が自由度があり、年代の変化によるその時のスタイルに対応しやすいからです。
@ ホテルの客室をイメージする寝室。
写真ではわかりにくいが、天井と壁のビニールクロスは濃い目のトーン、床はカーペット。
正面がクローゼット、正面右がパウダーコーナー。
右の窓を出るとデッキテラス。左には2層のウォークインクローゼット。
A2階建のウォークインクローゼット
室内はハンガーパイプと枕棚のみ。
下部はガチャレールが60cmピッチで取り付けられてあり、自由に棚やハンガーパイプが取り付けられる。
B,C落ち着きのある寝室
ベッドの上に横長のニッチと2つのブラケット照明。その対面の壁は茶系、植物柄のビニールクロス。
D 大容量の衣類が収納できるウォークインクローゼット
4帖半のクローゼット。両壁側が縦型のハンガーと収納棚。
中央が上下2段の左右2列のハンガーパイプ。
E,Fさわやかな寝室
正面が濃いブルーのアクセント壁。その奥がウォークインクローゼット。
西面がパウダーコーナーとクローゼット。南面と東面がバルコニー。
G,H若い夫婦のための寝室
黒を基調としたストライプのアクセント壁は天井面まで及ぶ。
西面はライトコート(中庭)、南面は庭に面する。
I 楕円形のウォークインクローゼットがアクセントの寝室
ウォークインクローゼットのしょうめいを点灯すると、寝室の間接照明になる。