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【010】
ニセ風水への対策を考えよう

 いわゆる建築で、風水は大切なものである。基本的な考え方を整理してみよう。

<1> 風水は『人が幸せになること』を最大の目的としている。
<2> 不安を与えたり、ケチをつけるようなものではない。また気学・占いのたぐいとは違うものである。
<3> 日当たりよく、湿気がなく、使い勝手がよくて、コストが安い・・・これが風水の基本条件である。
<4> それに『施主と請け負う建築会社との気持ちが合う、住んでいる人が幸せになる』が加わるところが、建築と風水の違いである。
<5> それはまた先人たちの建築に対する長年の知恵の積み重ね(経験則)でもあるのであって、現在も参考になるものがある。

◇風水は占いではない

 いわゆる『おがみ屋』『占い師』のたぐいで、『ケチをつける』ものがいれば、まず『インチキ』と思って間違いない。こういうことに『建築関係者』は、キチンと対処すべきであろう。
 長いあいだ苦労してやっと成約にこぎつけた『建築契約』を、いとも簡単にケチ付けられ、キャンセルされて、なにもできないという現状を関係者は真剣に考える必要があろう。

◇施主の気持ちになろう

 『おがみ屋』にはしるのは、施主が不安だからである。現在、家を建てる人の98%は、『風水』を気にしている。しかし、建築・土木関係者のほとんどは、そのことを研究しようとしていないのである。ここを付け込まれるわけだ。この不況時に、もったいないことではあるまいか。

◇対策はこうして

 そこで、基本的対策を提示しておこう。

<1> 設計図にケチをつけたり、イチャモンつけるものに対しては『きちんと文章で提示してほしい』と言うこと。責任ある指摘や発言なら、文章にできるはずである。
<2> 怖いのは、『嫉妬心』からくる『風水発言』である。人の心の一番底には『ヤキモチ』があり、『人が蔵建ちゃ、わしゃ腹がたつ』と言われるように、嫉妬心は怖いものである。
<3> これはよく心しておくことだ。ほぼ95%の『風水ケチつけ発言』は、嫉妬心からきている。あとは『知ったかぶり』と『いんちき占い屋』のそれである。
<4> さらに、本屋に行って『風水関係書』を見て、自宅にあてはめるたぐいもある。

◇風水の研究をしよう

 こうしたことには、下記のように対処するといい。

<1> まず、建築関係者がキチンとした風水を勉強すること。そして自分の建築に対する能力・技術に自信をもつこと。
<2> 先人の残した建築物を見てみること。そこには、風水ばかりか、建築上の多くの知恵が示されている。
<3> 施主に対して、その土地や家族をほめること。『ここは、すばらしい土地ですよ』と言われて、施主も喜ぶからだ。
<4> 万一に備えて、あるいはケチつけられそうになったとき『風水鑑定書』を発行すること・・・もし必要なら有料でこちらで発行する。
<5> 各地域や社内で『風水研究会』をつくることも必要だろう・・・申し出があれば、発足を支援したい。

 要するに、建築関係者に大いに研究を深め、実力に自信をもってもらいたいのである。

つづく
プロフィール

静岡県立大学名誉教授
教授 略歴

昭和15年広島県尾道市生まれ、
早稲田大学政治経済学部および香港中文大学新亜研究所修了。
香港、台湾、日本の大学講師・客員教授を経て、
東京プレスセンター編集長となり文筆業に従事。
現在、
静岡県立大学国際関係学部および同大学院教授。現在名誉教授。
『客家・中国の中の異邦人』(講談社)で、日本文芸大賞受賞。

住居:〒420-0881 静岡県静岡市北安東1-30-12。

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